三崎高校(愛媛県伊方町三崎)の3年生が佐田岬半島特産の河内晩かんを使ったオリジナルスイーツを、地元の菓子店と共同で開発した。三崎とミカンの「み」に親しみやすさを込めて「みっちゃん大福」と命名。みずみずしく甘酸っぱい味に仕上げており「スイーツを通して三崎地域をたくさんの人に知ってほしい」と期待している。
 地域活性化を目指す総合的な学習の授業で、特産品開発グループの3年生9人が田村菓子舗(二名津)と4月から開発に着手。三崎港横にある町観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」で試作品を配るなどして改良を重ね、完成にこぎ着けた。
 ミカンの形をした大福には「ナダオレンジ」の商品名で知られる河内晩かんをたっぷり使用。オブラートで果肉を包んでジューシーさを生かし、白あんと一緒に包み込んだ。